追跡!のり弁当ができるまで のり弁当って言ったらやっぱり白身フライだよね! シャキシャキ食感のきんぴらも大好き!でもどうやって安全に作ってるんだろ?よし!早速調査に行ってみよう!

白身フライの魚はどうやって
工場に届くの?

白身フライの加工は、自社工場で行っています。
白身フライには、ホキという魚が使われているんです。
すごい!お魚がいっぱい!
船には加工場が併設されており、釣った魚は鮮度を保つため頭と内蔵を取り除き、船内でマイナス40℃まで急速に冷凍されるんですよ。
急速に冷凍して鮮度を保てるから、安心して運べるんですね!
水揚げして
すぐに冷凍されるから
鮮度が保たれている!
安全安心メモ
温度管理を徹底するのはなぜ?

冷凍して低温で保管すれば、細菌の繁殖を抑え、かつ食品の酸化や酵素反応などの変化を抑えることができるんだ。
白身フライに使用されるホキはマイナス40°Cの超低温に冷凍されるから鮮度が保たれるんだ!ちなみに北極点の平均気温はマイナス34°C!北極点より低い温度で管理しているんだ!

調査隊こぼれ話
ホキってどんな魚?

ホキは、おもにオーストラリアやニュージーランドの海に生息する魚!味わいは淡白で、風味にクセはなく、加熱しても身が縮みにくいという特徴があるんだって!

白身フライにはピッタリの食材だね〜。

白身フライの魚はどうやって
加工されるの?

これらの魚は、工場で保管される前に、重金属検査、微生物検査で安全性をしっかり確認します。
細かい検査に合格しなければ、白身フライにはなれないんですね。
それから冷蔵庫と流水で解凍した後、ていねいに一尾ずつ殺菌しています。
魚をおろすときはどんなことに注意しているのですか?
魚の骨を取るのは、おもに手作業で行っていますが、その際に異物が混入していないかを金属探知機や目視で徹底的に検査しています。そのあとはパン粉をつけるラインに運ばれますが、実はパン粉もすべて同じ敷地内の自社工場で作っています。
へ〜!ほかから取り寄せてはダメなんですか?
味はもちろん、安全性も確保するためです。
小麦はアメリカ産で、一般的なものより厳しい残留農薬検査を実施した上で仕入れを行なっています。
パン粉まで自社で製造し、安全を確認しているんですね。
そうしてできたパン粉を魚にまぶして完成です。その際にも、重量チェッカー、X線検査にて最終的な異物混入チェックを行っています。X線検査はこのようにやっています。
こんなにいっぱいチェックしてるんですね!
いくつもの細かな検査と
入念なチェックで
徹底的に品質を管理!
安全安心メモ
作業場にはプロの厳しい視線!
常に機械と人間のダブルチェック!

各作業場には、必ず品質管理の人員が配置されているそう。さらにカメラでも作業に不備がないか常にチェック!二重のチェックで管理されていて、ヒューマンエラーが発生しないように細心の注意を払ってるんだ!

調査隊こぼれ話
ちょっと特殊な解凍方法?

日本国内の水産加工工場では自然解凍が一般的なんだけど、この工場では鮮度を落とさないように急速解凍を行っているんだ!衛生面と品質管理に長けた方法なんだって。

安全のために解凍方法も工夫されてるんだね〜。